続・プロテイン
こんにちは!
2ッ星栄養コンシェルジュ®の木田です。
先週末は札幌で
栄養コンシェルジュ®の2ッ星コースを再受講してきました。
資格を取り、
更に学び、
疑問を感じ、
それらの再確認の作業と
新しい知識と技術の習得が目的。
楽しくて仕方ない(≧∇≦)
充実した週末でした。
その間に前回の『プロテイン』を読んだ方から質問があったので
解答した一部を。
作用もされず体から排出される…?
どういうこと?
はい、
プロテインはたんぱく質です。
そのたんぱく質や
ビタミン、ミネラルは
体にとっての必要量が決まっていて
バランスを保っています。
バランスが崩れるような必要以上のものは尿として排出されます。
飲んだものがそのまま出てしまうってわけじゃなく
代謝の過程で"入れ替え"はしていて
入れ替え時に余ったら尿排泄ということ。
そしたらなぜプロテインでの補助が必要なの?
はい、
体づくり、例えば筋肉をつけたい場合
たんぱく質が筋肉の成長を促します。
トレーニング後
疲労した筋肉や損傷した筋肉に
素早く栄養(たんぱく質)を与えることで
より早く修復、そして成長にアプローチします。
これを食事からとすると
消化吸収の時間がかかるので
そのタイムロスを軽減するためにプロテインを活用します。
質問者さんには伝わったようでした。
ここで補足。
プロテインの摂り過ぎは
腎臓に負担がかかります。
腎臓の役割は
血液をろ過し
老廃物や余分な水分や塩分を排出。
必要な水分、塩分、栄養素は再吸収。
そしてイオンバランスを整え
血圧をコントロールする。
この『血液をろ過』するときに
エネルギーをたくさん使います。
たくさん入ってきたたんぱく質を
ろ過して
余分なものは尿として排出します。
人は歩くスピードを2倍にすると
息が上がり疲れますよね。
腎臓もいつも以上に働くと疲弊します。
これを続けると
最悪の場合、機能不全になります。
要注意です。
プロテインの過剰摂取で
腎不全になる人は少なくありません。
必ず目的と使用量を合致させてください。
定期的な血液検査をし、
腎臓や他の臓器もオーバーワークになってないか
確認するのもおすすめします。
食べたもので体はできています。
食べたもので体は変化していきます。
体はひとつ。
気を付けようね。
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